センター長あいさつ
臨床研究・治験センター長
田村 直人
膠原病・リウマチ内科教授
順天堂大学は、医学と健康医学の両面から健康を科学する健康総合大学として、日々より良い医療の提供のために邁進しております。本学医学部は附属6病院を合わせると3,443床(2020年5月15日現在)を有し、国内最大規模の臨床プラットフォームを持つという特徴を有します。各附属病院では、三大疾病はもとより、難病や希少疾患も含めた膨大な臨床データ、ノウハウが日々蓄積され続け、それは今後の医療分野発展のために貴重な資産となることは間違いありません。
現在、臨床研究・治験の分野において中核的な役割を果たす医療機関は、基礎研究から実用化まで一貫して支援する人材・体制を整備し、強力かつ切れ目ない効率的な開発の実施を求められています。そこで順天堂医院は、学内の臨床研究支援部門を統合し、2018年1月から臨床研究・治験センターを設立いたしました。
当センターは、臨床試験のプロトコル作成支援や統計相談といった、臨床試験を完遂するために必要な支援体制をワンストップで整えております。文京区本郷という立地の当センターは学外の方々と協働するには最適な施設であると自負しております。いつでも、どなたでも、当センターへお越しください。ワンチームとなって、臨床研究・治験に関するご相談や実務支援にお応えし、新たな医療イノベーションの創出に貢献して参ります。